型紙(template)のこと
namazu.cgi の画面を自分の必要に応じて変更する方法
閲覧系 (browser) から namazu.cgi を呼出した時の画面は、
例えば 検索索引/NMZ.head.ja が使われるのですが、
これは
(次の画面の図のように)
検索索引を作る時、つまり mknmz の実行時に
型紙を使って、その中(の数字などを)一部書替えて作っています。
その時の元になる「型紙」を変更するにはどうしたらいいかという話
です。
/usr/local/share/namazu/template/
には、次のものが
英語(無印)
日本語(.ja)
スペイン語(.es)
仏語(.fr)
と用意してあります。
| 型紙名 | 内容 |
|---|
| NMZ.body | 検索開始時の本文 |
| NMZ.foot | 画面下部 |
| NMZ.head | 見出し |
| NMZ.result.normal | 検索結果 |
| NMZ.result.short | 検索結果(短縮形) |
| NMZ.result.tips |
検索についての工夫などの説明 (一致するものがなかった時にも表示
される) |
-
これらをどこかに写して、変更する
- その時には(日本語なら) 漢字コードは euc-japan (EUC) にしてお
く
- 次に説明するようにしてそれらを(mknmz が)参照するようにする
- 索引を初めから作り直す
と、新しいものを見て NMZ.head.ja (など)が作られます。
参照指定 (mknmz)
用意したものを mknmz が索引を作る時に
参照させるには、次のどちらかで設定します。
-
mknmz を起動する時に --template-dir=DIR で指定する
-
(普通やらないと思いますが)
既定値の位置
(/usr/local/share/namazu/template)
のものを変更してしまう。
参照指定 (namazurc)
出来上った NMZ.head.ja などを使わずに、
例えば複数インデックスを使う時に
何か別の固定の画面で良いから、それを使いたい
というような時には
.namazurc
に
Template 指示を使って指定します。
http://search.namazu.org/
は例えば、そういうものが使われています。
| 
