Last Update: "2008/01/21 10:02:06 makoto"
problems
20070917
ずうっと動かしている NetBSD/sandpoint 4.99.3 であるが、時々こまったことが起きる
- kernel が panic する
- カーネルの構成として
DDB_ONPANIC = 0
となっているので、自動で再起動する
- 再起動時に fsck を行なうが、時間がかかる
- その間に玄箱の watch dog が、長い間反応がないと言って disk error で電源を切ってしまう
これは、もう一度再起動しても同じことになり解決しない。今は、気が付けば、
-
再起動した時の fsck の時に ^C を入力して fsck を中断
- そのまま起動を続行
-
その後に root で login して 該当の file system を umount
- fsck -y /dev/wd0i 等
- reboot (完了した後、再起動)
のようにして手作業で回復させている。
20061012
Oct 24 05:21:30 kuro-hg init: can't exec getty `none' for port `/dev/ttyp0':
No such file or directory
20061012 版の bug です。
telnet しようとすると、
と言われる
telnet stream tcp nowait root /usr/libexec/telnetd telnetd -a valid
↓
telnet stream tcp nowait root /usr/libexec/telnetd telnetd
(
single user
で) このように変更しておきます。
sysinst 終了
sysinst が異常終了してしまう、sysinst が落ちる、というのを二人
の方から指摘されています。
- 玄箱/NetBSD 手順まとめ
-
http://ccm.gs.niigata-u.ac.jp/%7esi006/NightWalker/archives/2007/07/1695.html
- 玄箱に NetBSD を入れてみた (2007/09/01)
-
http://homepage3.nifty.com/extant/misc/NetBSD_on_KuroBox.html
時間がある時に試して見ようと思っていますが、disk ラベルに書いてあること
に依存するような気がしています。
起動したら shell に抜けて
dd if=/dev/zero of=/dev/rwd0c count=8
等で消してしまってからはどうかな、と思っています。
... それは出来ないですね。
何故って、自分が起動したものが disk にありますから。
一応
消しても大丈夫ですが、失敗があった時には、本当に最初からやり直しです ..
screen
screen が使えない -> これは以前の GENERIC kernel には
options COMPAT_BSDPTY
が定義されていなかったことが原因です。
2007/06/09 の日記を参照:
http://www.ki.nu/~makoto/diary/2007/06/09/
NFS 書込異常
問題の機械から NFS サーバに書込むと問題が起きる。例えば cp で写した時。
正しく書込めないことは md5 を使って調べれば分る。current については
-
2007/05/10、
同じく
05/26
に YAMT さんが(ある) 問題を発見して send-pr
- それを解決するため YAMT さんが
2007/06/05
に変更
- これで直ったように見える
上記の話は 3.99.16。この変更が 4.0 に取込まれていない。
このため問題が 4.0 に残っていると思われる。
関連情報:
- pr/36303 (2007/05/10 発行, 2007/06/12 終了)
-
http://www.netbsd.org/cgi-bin/query-pr-single.pl?number=36303
- pr/33152 (2007/05/26 発行, 2007/06/12 終了)
-
http://www.netbsd.org/cgi-bin/query-pr-single.pl?number=33152
- かわうちさんの memo
-
http://www5.atwiki.jp/kuro-bsd/pages/213.html
- かわうちさんによる 4.0-RELEAE への patch
-
http://kurobsd.ki.nu/download/testing/nfs-issue/
まとめると、
-
NetBSD-4.0 release の evbmips, sandpoint, evbppc (だけ)で
書込長 が 4096 以下の時に問題が出る
- 上記でも、書込長を 8192 byte にすれば回避可能
-
i386 では、4.0 release でも問題ない
-
-current では問題ない
-
3.0 でも問題はない
cvs -Q diff -D '2007-06-05 12:20-UTC' -D '2007-06-05 13:00-UTC' sys
で採集した
diff
big endian の sparc 辺りで試すと ?
質問等
御不明の点は
port-powerpc-ja メーリング・リスト
あるいは makoto (at) ki (dot) nu までお問合下さい。
ここに書いてあることは良く分らない。ここが分り難い。書いてある通りにやったが、違うことが起きた。
書いてあることが間違っている。など何でもお気付の点は教えていただけると、大変助ります。
ありがとうございます。
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