Last Update: "2008/11/02 23:08:22 makoto"
OS設置後
RAID
RAID は
が必要です。その上で /dev/raid0 等が利用可となります。
- 設定
-
man raidctl
で説明を読み、位置に指定はない(出来ない)ので、例えば /etc/raid/ の下に
raid0.conf 等を用意し (最初は)、
raidctl -C /etc/raid/raid0.conf
等と指定します。
- 2008/04/23 の日記 (ML115 と TeraStation で RAID5)
-
http://www.ki.nu/~makoto/diary/2008/04/23/
- ソフトウェアRAID上に OpenBSD をインストールする
-
http://www.ne.jp/asahi/diver/hrk/openbsd/instraid.html
- ソフトウェアRAID上に OpenBSD をインストールする (archive, euc-jp)
-
http://www.ne.jp/asahi/diver/hrk/openbsd/instraid.html
raid.conf
raid.conf の書き方は (上にも書きましたが) man raidctl に(英語の)説明があります。
次の 5 項目の START 文を続けて書きます。
-
初めは構成数を書きます。
START array
1 3 1
この場合、1 x 3 の構成で予備 1 という意味になります。
二次元の設定が出来るように見えますが、実際には 1 x n のような構成のみです。
-
次に
RAID を構成する disk を指定します。ここでの順は重要です。
START disks
/dev/wd0h
/dev/wd1h
/dev/wd2h
-
予備の指定をします。この項目は
選択です。つまりなくても構いません。
START spare
/dev/wd4h
-
配置を指定します。この項目の最後の数字が RAID の形式の指定です。
以下の例は RAID 5 です。
START layout
# sectPerSU SUsPerParityUnit SUsPerReconUnit RAID_level
32 1 1 5
-
START queue
fifo 100
さて、上記の中で、
4. の START layout 項目に書く四つの数字は順に次の内容です。
sectors per strip unit: interleave factor
stripe units per parity unit
stripe units per reconstruction
parity configuration
更にこの最後の parity configuration には次の中から選びます。
ある時には RAID_level と書いていた項目です。
0 No parity, simple striping
1 Mirroring, parity is on mirror
4 Striping across the components
5 Striping across the components, parity distributed across all components
実際の記述例は
raid 5の頁に書いてあります。
上記のような構成を記述したら、その名前を参照して、
次のようにして実際に構成します
raidctl -C /etc/raid0.conf raid0
この -C は強制的に成功する、という意味で、最初だけ使います。
その後は -c を使って
raidctl -c /etc/raid0.conf raid0
とします。
区画
fdisk | disklabel |
1 | /dev/md0 | 100M
| 2 | swap | 128M
| 3 | linux /mnt | 200M
| 4 | NetBSD | 残 | / | 10G
| swap | 512M
| /usr | 5G
| /export | 残
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多分次の二つの方法があるはずです。
- 初めに区画しておいて、後から RAID でつなぐ
- 全体を RAID 構成しておいて後から区画する ( /usr, /home, /export 等)
swap は RAID しない。/ は 別の区画から起動するなら RAID も可能。
しかし swap に disk 障害があった場合に、NetBSD は panic します。
panic すると Software Raid はちょっと面倒なことになるので、実は
最近はその panic を避けるため、 swap も RAID しています。
→ raid 5 の例
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