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NetBSD 解説

Last Update: "2006/08/01 09:53:31 makoto"

config の書き方

カーネルは、例えば、
/usr/src/sys/arch/macppc/conf/GENERIC
に設定を書いて、
cd /usr/src/sys/arch/macppc/conf config GENERIC cd ../compile/GENERIC time make depend netbsd
とやって作ります。 あるいは、何か自分用のものだったら、GENERIC を変更して、 CUSTOM という名前のものを用意し、同じようにして、
cd /usr/src/sys/arch/macppc/conf config CUSTOM cd ../compile/CUSTOM time make depend netbsd
のようにします。では、この CUSTOM はどう書くか、という話があります。 一つ簡単な例を挙げます。 例えば、GENERIC に何か追加するだけだとします。その時には、 CUSTOM の内容は、次のように、GENERIC を include して、 後に何かを加えるという形が便利です。
include "arch/macppc/conf/GENERIC"

tl*   at pci? dev ? function ?        # 

options         ZS_CONSOLE_ABORT
options         INSECURE
options         L2CR_CONFIG="(L2SIZ_1M|L2CLK_20|L2RAM_PB2)"
options         SHMMAXPGS=2048
options         PCI_CONFIG_DUMP
この書き方については、
man 4 options
すると英語で説明が表示されます。
一部を追加
GENERIC と殆んど同じでいいが、少しだけ追加したい という時の場合を考えます。一例は次のようなものです。
# $NetBSD: GENERIC.MP,v 1.1 2002/07/28 07:40:13 chs Exp $
#
#       GENERIC kernel, plus multiprocessor support.

include "arch/macppc/conf/GENERIC"

options         ZS_CONSOLE_ABORT
options         INSECURE
options         L2CR_CONFIG="(L2SIZ_1M|L2CLK_20|L2RAM_PB2)"
options         SHMMAXPGS=2048
一部を無効に
前項と同じように GENERIC と殆んど同じでいいが、少しだけ削除したい という場合を考えます。その時には次のように前に no を付けます。
include "arch/i386/conf/GENERIC_LAPTOP"
no acpi0	at mainbus0
no options	PMS_SYNAPTICS_TOUCHPAD
old pkgsrc

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1.66 2008/03/08