Primary
bootxx
(ofwboot 前)
bootxx は Primary Boot Loader と呼ばれる(第一起動という意味になる)。
これは
ofwboot (Open Firmware Boot, Secondary Boot Loader とも呼ばれる)
を起動するのが仕事。
機械の制限で、
最初に読むものの大きさとか、形式に制限があって
直接 ofwboot が読めない時に小さな bootxx が起動する。
最近(2002/06)では次のような表示が出るのがそれ。
0 > boot
OF_open bootpath=ata/ata-disk@0
read stage 2 blocks: 01234567. done!
starting stage 2...
この時には
bootxx
が動いている。
ただし OF 3 や netboot の時は、
Primary Loader は
NetBSD で用意したものは使わずに、
OF が直接 ofwboot.xcf を読んで起動する
- floppy
- boot.fs
- CDROM
-
- OF 1/2
boot-sector (one block = 2048 bytes) に bootxx 相当のものが埋込んである。
boot cd: netbsd.macppc
上の例では netbsd.macppc の部分の文字は
boot-file と呼ばれるものを明示的に
指定しているが、
最近ではこの文字は通常は不要になっている。
- OF 3
boot cd:,ofwboot.xcf netbsd.macppc
のように起動する
- Network
-
bootxx は使われないで
ofwboot.xcf または .elf が tftp 等で直接読まれる
boot enet:0
のように起動する。通常、まず tftp で ofwboot.xcf を読んで、
その後 NFS で root を mount する。
(参考):
http://www.ki.nu/software/NetBSD/macppc/netboot.shtml
- disk
-
- OF 1/2
ここでは
installboot
の作業が大切。これで ofwboot の sector 番号を調べて、
bootxx に埋込み、それを boot sector = sector 0 に書いておく。
- OF 3
bootxx は使われない。
HFS 区画に ofwboot.xcf を置いておいて
boot hd:,ofwboot.xcf (ROOT-区画)
のように起動する。
boot の書式については
ofwboot(8)
にも説明がある。
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