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Last Update: "2007/04/11 09:54:42 makoto"
rrdtool
- じつはかんたん !! RRDTOOL
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http://www.hawkeye.ac/micky/SA/RRDTOOL.files/frame.htm
- MANUAL (日本語)
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http://ciel.hio.jp/translation/rrdtool/manual/index.html
- RRDtoolとは? (藤繁 航さん)
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http://www.photonway.net/AboutRrdtool.html
- [PDF] RRDtoolを使う (久保田 拓朗さん) 2005/02/26
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非常に良くまとまっています。このうち、MRTG との比較をしている
p6 はまず見ておきたい項目です。
http://www.bonz.squares.net/~takuro/rrdtool-LAST-version1.1.pdf
(creativecommons)
RRD とは Round Robin Database で、決った長さの譜にデータを記録することから名付け
られています。溢れたデータは捨てられます。このためディスクが溢れるという心配が
ありません。また MRTG を作った人と同じ人が作っているので、MRTG に何となく不満や
不足を感じている用途には最適です。
使い方は大きく次のように
容物(create) -> 保存(update) -> 描画(graph)
の三段階です。実際の運用では、このうち update -> graph
を繰返すことになります。
(
以下、色をつけているのはわずらわしく見えますが、良く似た db-name と ds-name
が何回も出て来るので、区別するため止むを得ず色付けしています。
)
-
データべースを用意する -- create
用意すると言っても、
容物(いれもの)の名前、
線になるデータの名前
(<ds-name>)と
そのデータの型
を決めるだけです。中身はありません。
ここの <ds-name> が線一本に対応します。
データべースの名前の例としては demo1.rrd 等があります。その中に複数のデータの名前を用意します。
<db-name> の中に複数のデータを用意します。
これを自由に組合せて描画が可能です。
<db-name> | <ds-name 1> |
| <ds-name 2> |
create した後には、
<db-name> と
<ds-name>
の組合せでデータを更新(保存)したり、描画したりします。
rrdtool create <db_name>
--start <start time> :step <time step>
DS:<ds-name>
:<ds-type> GAUGE | COUNTER | DERIVE | ABSOLUTE
:<heartbeat>
:<min>
:<max>
RRA:<cf>:<xff>:<steps>:<rows>
この
rrdtool create では
(1) 時刻の情報 (2) 資料(Data Source)の形式、(3) RRA (round robin archive) の形式
の三つを指定します。
- (1) 時刻情報
- 開始と終了を UNIX 時間で指定します
- (2) Data Source
-
資料について、名前、型、
間隔、最小値、最大値を指定します。型は
GAUGE | COUNTER | DERIVE | ABSOLUTE
のうちから選びます。
- (3) RRA
-
cf | consolidation function | 統合機能 AVERAGE, MIN, MAX, LAST
|
平均、最大、最小、最後のそれぞれについて以下の三点を指定します
| xff | xfiles factor | unknown 区間の指定
| steps | | 統合され保存される点の数
| rows | | 世代数
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実際例
rrdtool create temperature.rrd
--step 300
DS:temp:GAUGE:600:-273:5000
RRA:AVERAGE:0.5:1 :1200
RRA:MIN :0.5:12:2400
RRA:MAX :0.5:12:2400
RRA:AVERAGE:0.5:12:2400
-
実際にデータを取込む (更新) update
rrdtool update <db_name>
[-t ds-name [:ds-name]...] (template)
N | timestamp:value [:value...]
[timestamp:value [:value...] ...]
-t の指定は
ds-name が一つしかなければ省略可能です。
その次の最初の数値が時刻です。この
時刻は Unix time 秒、シリアル秒で指定します。
N と書けば現在を意味します。また 負を指定すれば、現在からさかのぼっての指定になります。
<ds-type> が
COUNTER, DERIVE, ABSOLUTE 型の時には正確な時刻が重要です。
その後に続く値は実際に保存する数値になります。データが不明の時には U が使えます。
例えば次のように操作します。
rrdtool update demo1.rrd N:3.44:3.15:U:23
-
グラフを描く graph
rrdtool graph fine_name <db_name>
--start <start> --end <end>
DEF: <definition>
< line_spec>
(1) 出力先の名前 (譜名)
(2) 時刻情報
(3) 変数を決めて取出方法の指定
(4) 前項で決めた変数について描画方法を指定
-
変数名 =
<db-name>:
<ds-name>:CF
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