Last Update: "2014/02/06 18:31:31 makoto"
極座標編集
MMANA
では、アンテナの素子線(ワイア)の始点と終点を X Y Z 座標で指定します。
実際には、その線をななめに配置することがありますが、長さを変えずに、
X Y Z で指定するのは面倒です。
そのような時に MMANA の極座標の編集機能が役立ちます。
ここでは、それをもっとも単純な形で使ってみます。
水平ダイポールを用意し、その両側の線をかたむけて逆 Vee にする例です。
入力記述
次のようなファイルを用意し、「ファイル -> 開く(O) 」で読みます。
始めは水平ダイポールです。
DP 160m
*
1.815
*** ワイア ***
2
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 40.0, 0.0, 8.000e-04, 0
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, -40.0, 0.0, 8.000e-04, 0
*** 給電点 ***
1, 1
w2b, 0.0, 1.0
*** 集中定数 ***
0, 1
*** 自動分割 ***
400, 40, 2.0, 1
*** 計算環境 *** 実大地 (2) 地上高(25m) 銅線(1)/アルミパイプ(4)
2, 25, 1, 50.0, 120, 60, 0
- ここで使っている
MMANA
は 1.77 版です。 OS は Windows 7 Professional SP1 です
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今回は、左右のエレメントを別々に回転するので、別の素子(ワイア)としておきます
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給電点は二本目に設定します
- (結果論ですが)
「計算」→「周波数特性」→「詳細」で見ると、1.801 MHz に同調している
ようなので、上記 40.0 は 39.6 にしておいた方が良いと思います
操作
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